SDL Trados Studioでの作業手順
プロジェクトの作成:
Trados Studioを開いて、「新しいプロジェクト」をクリックします。プロジェクト名、クライアント名、翻訳言語のペア(例:英語→日本語)などの詳細情報を入力し、プロジェクトを作成します。
翻訳メモリの作成または選択:
翻訳メモリ(TM)は、過去の翻訳を再利用して効率を向上させるためのデータベースです。新しい翻訳メモリを作成するか、既存の翻訳メモリを選択します。
ファイルのインポート:
翻訳するファイルを選択し、エディタ画面に表示します。Trados Studioは、さまざまなファイル形式(Word、Excel、PowerPoint、HTMLなど)をサポートしています。
翻訳の開始:
ファイルがインポートされ、エディタ画面で翻訳を開始します。ソース言語のテキストが左側に表示され、右側に翻訳を入力します。翻訳メモリや用語ベースが提案する訳語を利用しながら翻訳を完了します。
品質チェックと編集:
翻訳が完了したら、Trados Studioの品質チェック機能を使用して、訳文の品質や一貫性を確認してください。必要に応じて訳文を修正します。
(更に、ApSIC Xbenchを利用すると、当該ファイルを解析し、一貫性、用語の正確性、スペルミス、その他のエラーをチェックすることができます。)
ファイルのエクスポート:
訳文が完成したら、元のファイル形式にエクスポート(訳文生成)します。これで翻訳プロセスが完了です。
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