ヨーロッパ言語はどれぐらい似ているか?

スペイン語人がイタリア人の話をずっと聴いているとなんとなく言うことがわかるんだそうです。それぐらい二つの言語は似ているのだそうです。


Teresa Elms さんが、ロシアの論文”Metatheory of Linguistics”の研究結果を2008年に図にしたのが、「ヨーロッパ言語距離チャート」です。


ヨーロッパに多数ある言語の「語彙」の類似性を元に、似ている言語の間をより太い線で繋いでいます。ここでは、語彙のみを比較していますので、文法が似てるわけではありません。それぞれの丸の大きさは、その言語を話す人口の大きさを示します。同じ言語グループに属している言語は、同じ色が塗られています。

・フランス語・イタリア語・スペイン語などを擁するオレンジのロマンス語
・ドイツ語・英語・北欧諸語の青いゲルマン語
・ロシア語や東欧諸語の赤のスラブ語

・ケルト諸語(緑)
・ギリシア語(薄紫)
・アルバニア語(薄緑)
・バルト諸語(紫)
・フィン・ウゴル語(黄色)


秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログさんの「ヨーロッパのそれぞれの言語はどれぐらい似ているのか、の図」を参照させていただきました。

フランス語

フランス語は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語です。世界で英語(約80の国・地域)に次ぐ2番目に多くの国・地域で使用されている言語で、フランス、スイス、ベルギー、カナダの他、かつてフランスやベルギーの領域だった諸国を中心に29カ国で公用語になっています。全世界で1億2,300万人が主要言語として使用し、総話者数は2億人以上です。このフランス語の話者を、フランコフォン (francophone) と言います。国際連合、欧州連合等の公用語の一つにも選ばれています。国際連合においては、英語とフランス語は「国連事務局作業言語」と定義されており、その他の国連公用語(ロシア語・中国語・スペイン語・アラビア語)より位置付けが高いです。

 

ドイツ語

ドイツ語(独:Deutsch、deutsche Sprache)は、インド・ヨーロッパ語族・ゲルマン語派の西ゲルマン語群に属する言語です。話者人口は約1億3000万人、そのうち約1億人が第一言語としています。EU圏内では、母語人口は域内最大(ヨーロッパ全土ではロシア語に次いで多い)であり、話者人口は、英語に次いで2番目に多いです。 しかし、歴史的にドイツ、オーストリアの拡張政策が主に欧州本土内で行われたこともあり、英語、フランス語、スペイン語のように世界語化はしておらず、基本的に同一民族による母語地域と、これに隣接した旧支配民族の使用地域がほとんどを占めています。上記の事情と、両国の大幅な領土縮小も影響して、欧州では非常に多くの国で母語使用されているのも特徴です。

 

スペイン語

スペイン語( español)もしくはカスティーリャ語( castellano)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語です。スペインおよび、ブラジルを除くラテンアメリカ地域における主要言語で話者人口は約4億2000万にものぼります。スペイン語を公用語としている国と地域の数は20以上あります。国際連合においては、英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語と並ぶ、6つの公用語の1つです。日本では、一般的にスペイン語と呼ばれることが多いですが、イスパニア語と呼ばれることもあります。スペイン語において「スペイン語」を意味する名詞は、“castellano”(カステリャーノ、もしくはカステジャーノ) または“español”(エスパニョール)。エスパニョールはスペイン (España) の言葉という意味です。スペイン語はポルトガル語と似ており、かなりの水準で相互意思疎通が可能です。

 

ポルトガル語(ブラジル向け・南米向け)

ポルトガル語(português [puɾtuˈgeʃ / poɾtuˈges], língua portuguesa)は、主にポルトガルおよびブラジルで使われている言語です。俗ラテン語から発展して形成されたロマンス語の1つで、スペイン語などと共にインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属します。ポルトガル語を母語とする人口は、約2億5000万人です。81%(約2億人)がブラジル国内で、残りの5,000万人は、ポルトガルおよびその旧植民地に分布し、複数の大陸にまたがって話される数少ない言語の1つでもあります。ポルトガル語は、大航海時代のポルトガル海上帝国の成長とともにアジア・アフリカ地域に広まりました。日本では最初に伝播したヨーロッパの言語であり、古くからの外来語として定着し、戦国時代にキリスト教と共に伝わりました。ポルトガル語と最も近い主要言語は隣国のスペイン語です。