◎SDL Trados Studio

当社では、翻訳支援ソフトウエア「SDL Trados Studio」の活用が可能です。

「SDL Trados Studio」は、過去の翻訳の再利用が可能で、翻訳作業の効率化を可能にします。

Tradosは、一度翻訳した文章を「翻訳メモリ」として蓄積し、文章の繰り返し、類似文を以降の翻訳に再利用することで、作業期間の短縮や、コストの削減を実現します。

Tradosの「翻訳メモリ」を活用することで、文書内はもちろん、文書間(ファイル間)の訳文・用語を統一。翻訳担当者に依存することなく、過去の翻訳表現を継承できます。

Tradosは、特に定期的に改訂される技術マニュアルや、定型文書等の翻訳に大きな効果を発揮します。

 

◎翻訳メモリとは?

翻訳メモリ(Translation Memory)とは、原文と訳文をペア(対訳)として保存するデータベースのことです。翻訳メモリに対訳を登録しておくことで、同一、または類似の原文が出現したときに、自動的に引用することができます。

 

◎用語集との連携

用語集とTradosとの連携

Excelなどで作成した用語集を用語ベースというデータに変換し、Trados上で参照することができます。Tradosは、原文に含まれている用語を自動的に検索し、用語ベースに登録されている訳語を提示してくれます。

 

◎Tradosを使った翻訳

Tradosを使わない場合、過去の翻訳文書が散在し、過去に使われた訳文や用語を探すことは、翻訳者への大きな負担となります。手作業による訳文さがしは、訳文の揺れにつながります。

Tradosを使った場合、翻訳者は過去の対訳が蓄積された翻訳メモリと用語集を同時に参照しながら翻訳することができます。Tradosの自動検索機能が、翻訳者の訳文・用語統一を支援してくれます。その結果、訳語が統一され、表現の揺れが少ない、読み手にとって理解しやすい翻訳に仕上がります。

 

◎翻訳メモリの作成

翻訳メモリはないが、過去の「原文ファイル」と「訳文ファイル」、あるいは対訳表(Excelファイルなど)があれば、専用のソフトウェアを使用し、翻訳メモリを作成することができます。翻訳会社AAインターナショナルでは、メモリ作成の作業をお受けしています。お気軽にご相談ください。