1. 中国語 13億7,000万人

母語と人口

中華人民共和国(中国本土/香港/マカオ)・台湾・シンガポール

母語とその人口

2. 英語 5億3,000万人

イギリス・アメリカ合衆国・カナダ・オーストラリア・インド・ニュージーランドなど

3. ヒンディー語 4億2,000万人

インド・フィジー
インドの憲法に定められた公用語。主にインドの北部・中部で使用されデーヴァナーガリー文字で表記します。

4. スペイン語 4億2,000万人

スペイン・アルゼンチン・チリ・メキシコなど、全20か国・地域
ラテンアメリカ地域の国際共通語と言われています。

5. アラビア語 2億3,000万人

エジプト・イラク・イスラエル・モロッコ・サウジアラビア・アラブ首長国連邦など、全27か国
世界で3番目に多くの国と地域で公用語に指定されています。

6. ベンガル語 2億2,000万人

バングラディッシュの国語。インドのベンガル地方でも話されます。

7. ポルトガル語 2億1,500万人

主にポルトガルとブラジルで使用され、ブラジルの公用語であることから、話者数が多くなっています。

8. ロシア語 1億8,000万人

ヨーロッパで最も母語話者が多い言語で、国連の6つの公用語のひとつ。キリル文字が使われます。

9. 日本語 1億2,700万人

日本の事実上の公用語です。表記体系が他言語に比べて複雑で、平仮名・片仮名・縦書き・横書きなど様々です。

10. フランス語 1億2,300万人

上記は筑波大学外国語センターによりますが、資料により話者数に違いがあります。Ethnologueによると、全世界での話者数はおよそ2億8400万人にのぼるとされています。

11. ドイツ語 1億1,000万人

ヨーロッパでは、ドイツ・オーストリア・スイス・ベルギーなど多くの国で公用語となっています。また、イタリアの北部の一部でも公用語となっている地域があります。

12. パンジャーブ語 9,000万人

インドとパキスタンにまたがるパンジャーブ地方の方言です。インドのパンジャーブ州では公用語とされ、デリーの第二公用語にもなっています。パキスタンでは話者数が最も多い言語ですが、公用語には指定されていません。

13. ジャワ語 8,400万人

インドネシアのジャワ島中央部から東部で話されている言語。同国の公用語にはなっていませんが、母語としている人の数は同国内で圧倒的に1位です。

14. 朝鮮語/韓国語 7,500万人

朝鮮民族が使う言語で、韓国・北朝鮮の公用語です。

15. タミル語 7,400万人

スリランカとシンガポールの公用語。南インドのタミル州で主に話されています。マレーシアやマダガスカルなどにも少なくない話者人口が存在しています。

16. ベトナム語 7,000万人

ベトナム総人口の87%を占めるキン族の母語でベトナムの公用語です。

17. テルグ語 7,000万人

インドの南東部で話される言語で、インドの22の指定言語にも含まれています。

18. マラーティー語 6,800万人

インド西部の州の公用語です。インドの22の指定言語にも含まれています。隣接する様々な州でも使われているとされています。

19. ウルドゥー語 6,100万人

パキスタンの国語となっており、北インドで主に使われています。ヒンディー語と同系のイスラム教徒版と位置づけられています。

20. イタリア語 6,100万人

イタリア・サンマリノ共和国の公用語で、スイスの一部もイタリア語圏で公用語にもなっています。バチカン市国でも一般的に使われています。

21. トルコ語 6,000万人

トルコ以外では、ブルガリアで最も多く話され、ギリシャやキプロスなどでも話されています。

22. ポーランド語 5,000万人

ポーランドの公用語。国内の話者人口は3,800万人ですが、全世界では5,000万人と推計されています。

23. グジャラート語 4,600万人

インド西部の州の公用語で、ウガンダ・ケニア・パキスタンにも話者がいます。また、イギリスや北米にも話者が多くいるとされています。

24. ペルシア語 4,600万人

主にイランで使われており、タジキスタンでは唯一の公用語です。

25. タイ語 4,600万人

タイ王国の公用語。ラオス語は、タイ北部・東北部の方言と類似しており、かなりの程度で意思疎通が可能です。

26. ウクライナ語 4,500万人

ロシア語と同じ、「キリル文字」を使う言語で、ウクライナの公用語です。ロシアやポーランド、さらに南北アメリカやオーストラリアなどにも話者がいるとされています。

27. マラヤーラム語 3,600万人

南西インドで話される言語です。独自のマラヤーラム文字があります。

28. カンナダ語 3,500万人

南インドのカルナータカ州の公用語で、様々な方言に分かれています。カンナダ文字という独自の文字が使われています。

29. アゼルバイジャン語 3,300万人

アゼリー語とも言われる、アゼルバイジャンの公用語です。ジョージア・アルメニア・イラク北部・トルコ・ロシア連邦内のダゲスタン共和国などにも話者が分布しており、イランではトルコ語と呼ばれる場合もあります。

30. オリヤー語 3,200万人

東インドのオリッサ州の公用語です。豊かな文学遺産があり、伝統的にヒンドゥー教などの影響を受けています。

31. ビルマ語(ミャンマー語) 3,200万人

ミャンマー連邦共和国の公用語。ミャンマーの総人口の約70%を占めるビルマ族が母語としています。